研究課題/領域番号 |
16K12858
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 新潟工科大学 |
研究代表者 |
富永 禎秀 新潟工科大学, 工学部, 教授 (00278079)
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研究協力者 |
持田 灯
大風 翼
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 減風性能 / 透視性 / 飛散物堆積 / 風害対策 / ガイドライン / 減風 / 飛散物 |
研究成果の概要 |
有孔の防風フェンス周辺の風速・乱れ性状に関する風洞実験によって、開口率とその後方で形成される風速及び風速変動の乱れ性状分布の関係を明らかにした。またメッシュ形状の違いの影響についても検討した。次に、上記の風洞実験を対象として、開口率を様々に変化させた防風フェンス周辺の風速・乱れ性状に関するCFD解析を行った。予測された風速及び乱流変動成分を詳細に比較することで、CFDモデルを有孔フェンス周りの流れ場予測に適用する上での留意点を整理できた。さらに、また物体周りの砂の侵食や堆積のCFDによる予測手法についても、風洞実験結果との比較に基づいて新たな知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域環境における風害対策として、よく用いられる有孔フェンスやネットの合理的な設計・設置方法に関する新たな知見を得た。CFD(Computational Fluid Dynamics;数値流体力学)を用いた解析を活用して、防風性能・透視性・飛散物堆積を総合的にコントロールする風害対策を行うための基礎となる知見を得た。
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