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スキャンセンサを用いた吹きだまり発達過程のリアルタイム評価

研究課題

研究課題/領域番号 16K12859
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 自然災害科学・防災学
研究機関国立研究開発法人防災科学技術研究所

研究代表者

根本 征樹  国立研究開発法人防災科学技術研究所, 雪氷防災研究部門, 主任研究員 (30425516)

研究協力者 中村 一樹  国立研究開発法人 防災科学技術研究所, 雪氷防災研究部門
荒川 逸人  国立研究開発法人 防災科学技術研究所, 雪氷防災研究部門
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード吹雪 / 吹きだまり / リアルタイムモニタリング / スキャンセンサ
研究成果の概要

近年頻発する、激甚化した暴風雪で発生する吹雪、吹きだまりを監視し雪国の防災力を飛躍的に高めるために、吹雪発生状況や吹きだまりをリアルタイムで計測するとともに遠隔地からモニタリングし、その危険度を評価する手法の開発を試みた。二次元レーザースキャンセンサによる吹きだまり形状変化の非接触・連続測定が十分可能であることを示したほか、ライブカメラ等を用いた吹雪、吹きだまりの発生状況のリアルタイム評価システムを作成し、自治体の防災担当者に公開する実証実験を通して、暴風雪対応など防災対策に資する実用的なモニタリング手段を提案した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年特に顕著な気象の激甚化により、北海道で警報レベルの暴風雪が頻発し、巨大な吹きだまりが多地域で頻繁に形成されるなど、現代の優れた除雪技術でも対処が不可能な、過去に例を見ない状況が度々生じている。吹雪、暴風雪時において、道路通行止めや除雪の判断をする場合、現地状況の直接調査に基づく手法が主であるが、暴風雪時にはそうしたパトロール自体が不可能となる。吹雪・吹きだまり状況をリアルタイム・複数地点で把握出来れば、吹きだまりの発達状況に応じて車両通行が不可となる前に通行止めを実施するなど予防的判断が可能となり、吹雪災害リスクの軽減および対策の効率化に大きく寄与する。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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