研究課題/領域番号 |
16K12867
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 名古屋工業大学 (2017) 埼玉大学 (2016) |
研究代表者 |
中村 匡徳 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20448046)
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研究分担者 |
木村 直行 自治医科大学, 医学部, 准教授 (20382898)
吉川 洋史 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (50551173)
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研究協力者 |
八木 高伸 早稲田大学, 理工学術院, 研究院准教授 (00468852)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 赤血球 / 溶血 / 破壊条件 / 光計測 / MEMS / 破壊 |
研究成果の概要 |
衝突流の流体力による引張試験を提案し,流動中の赤血球変形量と内包するヘモグロビン量との関係の定量化を試みた.マイクロ流路は十字型である.赤血球を流路に流し,変形挙動を観察するとともに、回収した赤血球からランバートベールの法則に基づいて、残留ヘモグロビン量を推定した.流動中の赤血球の最大変形量と残留ヘモグロビン量の相関を調べたところ、相関が認められなかった.一方、赤血球が十字交差部に進入する際の圧縮変形速度と残量ヘモグロビン量のとの関係を調べたところ、両者には負の相関関係が認められた.以上より、赤血球は流れの衝突によって生じる圧縮により膜が損傷して、より多くの溶血が生じることがわかった.
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