研究課題/領域番号 |
16K12869
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
磯山 隆 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (20302789)
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連携研究者 |
斎藤 逸郎 東京大学, 大学院医学系研究科, 特任研究員 (80334225)
阿部 裕輔 東京大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90193010)
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研究協力者 |
有吉 洸希
原 伸太郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 人工腎臓 / 遠心分離 / 体内植え込み型人工腎臓 |
研究成果の概要 |
本研究は、人工腎臓の体内埋め込みを可能にするために、二段階連続遠心分離方式を用いた新しい人工腎臓の実現可能性を検討することを目的とした。 試作した遠心分離型人工腎臓は、直径70 mm のディスクを6 枚重ねた試作機で3,000 rpm の条件において血球の連続分離に成功し、1時間あたり50ml の血漿成分を連続的に得ることができた。さらに、同試作モデルを用いて血漿中のタンパク質を減少させることに成功した。これらの結果より、遠心分離型の人工腎臓によって連続的に原尿を生成できる可能性が示され、よって体内埋込式遠心分離型人工腎臓の実現可能性を示すことができた。
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