研究課題/領域番号 |
16K12897
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
中村 隆範 香川大学, 医学部, 教授 (70183887)
|
研究協力者 |
山下 賀容子 香川大学, 医学研究科, 学生
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 血清 / 無血清 / FBS / 脂肪酸 / 増殖因子 / アルブミン / ピルビン酸 / インスリン / 脂質 / コレステロール / 培地 / リポタンパク質 / メタボローム |
研究成果の概要 |
本研究は、動物血清に含まれる細胞増殖に関わる因子を分析・プロファイリングして、牛胎児血清を代替し得る基礎培地の開発を目的とした。Jurkat, Molt-4などのT細胞株の増殖を指標に実験を進め、インスリン、トランスフェリイン、亜セレン酸(ITS)とリポタンパク質が、細胞増殖に有効であることや、脂肪酸を含有するアルブミンの存在が必須であることを見出した。また、血清中に多量に存在するアルブミン、フェツインなどのタンパク質に結合している新たな増殖因子の可能性を見出した。有機酸の中では、すでに培地に添加されているピルビン酸に高い増殖促進効果が見出され、脂肪酸の中ではオレイン酸が効果的であった。
|