研究課題/領域番号 |
16K12898
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
城崎 由紀 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40533956)
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連携研究者 |
宮崎 敏樹 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (20324973)
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研究協力者 |
岡田 拓磨 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 人工靭帯 / キトサン / 有機-無機複合体 / ファイバー / 骨結合性 / 生体機能材料 / キトサン / ヒドロキシアパタイト |
研究成果の概要 |
本研究では骨と結合し,細胞の足場材料となり靱帯組織の再生を促した後に生体内で分解・吸収されるファイバーの作製を目的とした。細胞との親和性と生体分解性,骨結合能を持つファイバーの材料としてカニ甲羅由来の生分解性高分子であるキトサン,骨を形成する無機成分である水酸アパタイト(HAp),およびキトサン分子を架橋可能なシロキサン結合に着目した。 キトサン分子内にHApを複合体化や,キトサンをシロキサン結合による架橋構造によってキトサンファイバーの機械的強度を向上させ,骨組織に対して有効な適合性を有する可能性も分かった。さらに得られたモノファイバーを用いて,3次元の編み上げ構造を作製できた。
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