研究課題/領域番号 |
16K12900
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
東 昌市 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 教授 (10275076)
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連携研究者 |
木村 弥生 横浜市立大学, 先端医科学研究センター, 准教授 (80391936)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | MMP-7 / HAI-1 / がん転移 / 細胞間接着 / 細胞凝集 / コレステロール硫酸 / 細胞表層プロテオリシス / がん転移抑制剤 / PKDドメイン / オリゴペプチド / マトリックスメタロプロテアーゼ / 大腸がん / 転移 / 再生医療 |
研究成果の概要 |
(1)がん細胞表層に結合したMMP-7の基質タンパク質として、I型膜タンパク質であるHAI-1を同定した。MMP-7はHAI-1を細胞膜近傍の部位で切断し、その細胞外領域を可溶性HAI-1(sHAI-1)として遊離させることが判明した。 (2)MMP-7の作用により遊離したsHAI-1は細胞凝集を誘導する活性を持っていた。また、HAI-1細胞外領域の141-249に相当するアミノ酸配列部分が細胞凝集誘導活性に重要であった。 (3) sHAI-1が細胞凝集誘導活性を発揮するためには、MMP-7のプロテアーゼ活性によりHAI-1以外の膜タンパク質の切断修飾が必須であることが示唆された。
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