研究課題/領域番号 |
16K12931
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉浦 英志 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (50303615)
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研究分担者 |
松井 康素 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, ロコモフレイルセンター, 部長 (50501623)
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研究協力者 |
鈴木 康雄
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | がん / リハビリテーション / 悪液質 / サルコペニア / 運動療法 / がんリハビリテーション / 運動リハビリプログラム |
研究成果の概要 |
がん患者の前向きコホート調査から、がんのステージが進行するにつれて筋力低下やADL(日常生活動作)低下に影響を与えることが明らかになった。また、運動療法プログラムにおいて歩幅増、ピッチ増の歩行が大腿四頭筋の筋活動を増強しており、ウォーキングによる運動療法の有効性が示唆された。がん患者に対するリハビリテーションは周術期患者の術後合併症率の減少や化学療法患者の身体機能の向上、がん骨転移患者の自宅退院率の上昇に寄与するものと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歩幅増のウォーキングプログラムによる運動療法の有効性が確認され、がん悪液質による筋力低下や日常生活動作などの低下に対してウォーキングプログラムを含めた運動療法が術後合併症率の減少や身体機能の向上に繋がることが示唆された。これらの情報は今後、がん患者に対するリハビリテーションの向上に寄与するものと思われる。
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