研究課題/領域番号 |
16K12933
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
森山 英樹 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (10438111)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 物理的刺激 / 骨折 / 骨粗鬆症 / 脆弱性骨折 / 超音波 / 電気刺激 / 体外衝撃波 / 超音波療法 / 電気刺激療法 / 物理療法 |
研究成果の概要 |
本研究では、超音波、電気刺激、体外衝撃波による物理的刺激を用いた骨折、骨粗鬆症、骨粗鬆症に起因する脆弱性骨折に対する新たな低侵襲の治療法を開発することを目的とした。その結果、従来用いられている超音波よりも強い強度の刺激が骨折の治癒をより促進した。また骨粗鬆症の治癒に、超音波、電気刺激、体外衝撃波いずれも効果があることが明らかになった。さらに、脆弱性骨折の治癒促進に、電気刺激と体外衝撃波が有効であることが示された。なお、すべてにおいて、物理的刺激は強度依存的に治癒効果が高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により得られた知見から、超音波、電気刺激、体外衝撃波による物理的刺激が、骨折、骨粗鬆症、脆弱性骨折に対する新たな治療戦略になる可能性をもつことが示された。これらの治療法は、従来用いられている薬物療法や手術療法と比較すると、低侵襲的であり、経済的にも優れた技術・装置となり得る。
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