研究課題/領域番号 |
16K12951
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
横井 浩史 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (90271634)
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研究分担者 |
姜 銀来 電気通信大学, 脳科学ライフサポート研究センター, 准教授 (70508340)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 導電性シリコーン / 筋電義手 / 筋電センサ / 感圧センサ / シリコンライナー / 生体センサ / シリコーンライナー / 導電性シリコン / 生体機能代行 |
研究成果の概要 |
筋電義手の制御信号として皮膚表面から筋活動情報を計測するために,表面電極が必要である.本研究は,アグリゲーション性の高いカーボンブラックとシリコーンを混合することで導電性シリコーンを作成し,さらに金属製の不織布に導電性シリコーンを塗布することで,電極の材料を開発した.筋電電極は,皮膚と義手ソケットの間に用いられ,外力に影響される可能性があるため,外力の影響を定量的に調べた.センサ全体をシリコーンで覆うようにし,汗や水のある環境でも利用可能となった.さらに,義手に感覚機能を付与するために,導電性シリコーンを利用した感圧センサを開発し,義手との一体化を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:本研究が目指している義手は,全体が柔らかく,人体とのインターフェース部の局所的面圧が高くなることを防ぎ,重量物も支えられるようになる上に,電気的特性も安定する.また,自分の体の一部のように取り扱うことが可能となる柔軟な義肢装具の開発に意義がある. 社会的意義:筋電義手やパワーアシストスーツなど電動装具に柔軟性と防水性を持たせることで,付けたまま水回りの作業やお風呂に入ることができるようになり,支援できる日常生活の範囲の拡充効果は多大なるものがある.
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