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視野障害による認知的不利益の解明とその克服

研究課題

研究課題/領域番号 16K12963
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関帝京大学

研究代表者

早川 友恵  帝京大学, 文学部, 教授 (60238087)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード視野障害 / シミュレーション / 認知的不利益 / トレーニング / 視覚注意 / 求心性視野狭窄 / 中心暗点 / 福祉工学
研究成果の概要

視野障害のシミュレーションにより、求心性視野狭窄と中心暗点における認知的不利益の違いを明らかにした。前者では視野の狭小化とともに成績が低下するが、後者では残存周辺視野が十分広くても成績は向上しなかった。この結果の背景に、中心暗点における注意スパンの問題があると考え、周辺視野に注意を拡げる練習を5日間行なった。その結果、練習群は課題達成時間・正答率ともに成績が向上した。特に5°と10°の暗点で顕著な効果を認めた。非練習群の成績に変化は見られなかった。注意の拡大は、残存周辺視野が有効利用できない中心暗点の認知的不利益(状況把握や効率的な物体検出などの問題)を改善する可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 脳で起こる視覚認知障害2018

    • 著者名/発表者名
      早川友恵
    • 学会等名
      栃木県・北海道視能訓練士会合同研究会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 注意スパン制御による認知的不利益の克服-中心暗点のシミュレーションによる検討-2017

    • 著者名/発表者名
      早川友恵, 篠崎隆志, 梅原広明, 成瀬康
    • 学会等名
      第18回 日本ロービジョン学会学術総会
    • 発表場所
      岐阜市
    • 年月日
      2017-05-20
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 中心暗点による認知的不利益の克服-健常人におけるシミュレーション-2017

    • 著者名/発表者名
      早川友恵、寺園泰、森戸勇介、篠崎隆志、梅原広明、成瀬康
    • 学会等名
      日本ロービジョン学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 注意スパン制御による認知的不利益の克服-中心暗点のシミュレーションによる検討-2017

    • 著者名/発表者名
      早川友恵、寺園泰、篠崎隆志、梅原広明、成瀬康
    • 学会等名
      第18回日本ロービジョン学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 空間的連続性を持つ刺激系列が生成する予期の時間特性2017

    • 著者名/発表者名
      勝又綾介、小川紗貴子、早川友恵
    • 学会等名
      日本視覚学会2017年冬季大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2019-03-29  

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