研究課題/領域番号 |
16K12964
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
田島 明子 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (80550243)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 地域作業療法 / 介護予防 / 住民運営の通いの場 / 作業療法士 / 間接的支援 / 作業科学 / 地域リハビリテーション活動支援事業 / 地域作業療法学 / ソーシャルキャピタル / ヘルスプロモーション / 役割 / 住民運営通いの場 / 作業療法 / 質的研究 / 参加促進 / 混合研究法 / 地域リハビリ絵テーション活動支援事業 / mixed methods approch |
研究成果の概要 |
地域包括ケア時代において地域作業療法に介護予防への関与が期待されている。厚生労働省は、介護予防の取り組みを見直し、一次予防事業と二次予防事業を区別しない住民運営の通いの場(以下、サロンとする)を増やし、地域リハビリテーション活動支援事業として、サロンへのリハビリテーション専門職の関与を促進するとした。そこで、住民運営の通いの場での作業療法の知識・技術を体系化し、役割を整理することを研究目的とした。研究の結果、1.サロンの企画・運営の支援、2.ボランティア養成講座の企画・講師、3.サロン実施の際のサポートと振り返りの助言、4.サロン参加者の評価と行政へのフィードバック、の4点の役割が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者は作業療法士であるが、作業療法学では作業療法士による健康増進のための地域づくりの実践と理論の開発が求められている。本研究の成果により、高齢者同士の支え合いから多くの高齢者の生活の質の向上が期待できる住民運営の通いの場での作業療法の知識・技術を体系化したことで、地域リハビリテーション活動支援事業を推進していくうえでのモデルとなるだけでなく、地域作業療法学における実践と理論の開発の観点からも意義があると考える。
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