研究課題/領域番号 |
16K13014
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
榎木 泰介 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70392701)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | エネルギー代謝 / ミトコンドリア / 高強度間欠的運動 / 乳酸 / ピルビン酸 / 骨格筋 / 解糖系 / 酸化系 / 高強度運動 / モノカルボン酸トランスポーター / 生理学 / 糖 / 酵素 / 発現制御 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、アスリートが高強度運動を継続する為に鍵となる効率的なエネルギー代謝について、特にミトコンドリアの適応変化に注目し、研究を行った。結果から、高強度間欠的運動による効果の特徴として、速筋線維において、乳酸とピルビン酸の相互変換が活性化を示した。ミトコンドリア量の増加は遅筋と速筋共に確認された。一方、ミトコンドリア単位当たりの酵素や輸送タンパク質は変化しなかった。効率的なエネルギー代謝を目指し、ピルビン酸を有効活用するためには、ミトコンドリアの量が鍵となる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高強度間欠的運動の有用性について、骨格筋内のエネルギー代謝の効率化に注目し、一般的な中低強度持久的運動と比較を行った。特に速筋線維おいて、乳酸とピルビン酸の相互変換の活性化に特徴がみられた。また、ミトコンドリアは増加を示したが、単離ミトコンドリア当たりの酵素および輸送タンパク質は有意な増加を示さなかった。ミコトンドリアがピルビン酸を効率的に利用するためには、ミトコンドリアそのものの量が重要である可能性が示唆された。
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