研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、善玉アディポカインあるいは長寿ホルモンとも呼ばれるアディポネクチンが速筋細胞を特異的に萎縮させるか解明し、骨格筋機能におけるアディポネクチンの生理学的意義を究明することを目的とした。培養細胞実験の結果より、高濃度アディポネクチンは骨格筋細胞量に対してネガティブな作用を持つことが示唆された。また、動物実験の結果から、高濃度の血中アディポネクチンは骨格筋量を低下させる要因であることが示唆され、またその影響は速筋に強く出現することが示唆された。以上の結果より、高濃度の血中アディポネクチンは速筋細胞特異的な萎縮を引き起こし、加齢に伴う骨格筋萎縮(サルコペニア)の原因になることが示唆された。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (47件) (うち国際学会 10件、 招待講演 1件) 図書 (3件) 備考 (1件)
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