研究課題/領域番号 |
16K13024
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
川中 健太郎 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (80339960)
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研究分担者 |
檜垣 靖樹 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (10228702)
増田 紘之 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 助手 (10738561)
羅 成圭 福岡大学, スポーツ科学部, 助教 (60741999)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インスリン / 運動 / 脳 / 糖取り込み / ワートマニン / デキサメタゾン / 2-deoxyglucose / 乳酸閾値 / 糖質コルチコイド / 海馬 / GLUT4 |
研究成果の概要 |
脳の血糖取り込み機能は認知能力をはじめとした脳機能に重要である。脳の血糖取り込み機能の解明と改善方法を探るために、本研究ではインスリンや運動が脳の血糖取り込みを促進する可能性を検討した。ラットの血液や脳室内にインスリンを投与したところ、脳の各部位における糖取り込みの上昇は認められなかった。一方、30分間の中強度運動によって脳の糖取り込みは上昇したが、120分間の運動では上昇は認められなかった。このように、脳の血糖取り込みにインスリンが関与している可能性は低い。一方、運動は脳の血糖取り込みを増加させる。しかし、運動が長時間に及ぶと、一旦、上昇した脳の血糖取り込みが低下する可能性がある。
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