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簡易的歩行分析システムを用いた高齢者の転倒スクリーニングシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K13027
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関信州大学

研究代表者

木村 貞治  信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (70252111)

研究協力者 馬場 孝浩  
渡邊 雅英  
荻原 啓文  
半田 秀一  
笹本 和宏  
岡田 真平  
奥泉 宏康  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード転倒リスクスクリーニング / 簡易的歩行分析システム / 運動学的特性 / 転倒スクリーニング / 地域在住高齢者 / 転倒リスク・スクリーニング / 簡易歩行分析システム / 歩行機能 / 転倒歴 / 体力測定 / 歩行分析 / 高齢者 / 転倒リスク / 転倒予防 / スクリーニング
研究成果の概要

転倒経験のあるまたはない地域在住高齢者を対象として、簡易的歩行解析システムを用いて歩行時の運動学的特性を解析した結果、転倒リスク・スクリーニングの指標として、歩行速度、踵が床につく時の足底と床との角度が指標となることが明らかになった。具体的な指標としては、歩行速度は、0.69m/秒よりも遅い場合に、踵が床に着く時の足底角度は15~16度よりも低い場合に、それぞれ転倒リスクが高いと判別することができることが示された。これらの評価を定期的に行いながら、転倒予防を目的としたトレーニングを実施することで、転倒せずに健康で生活できるしくみを構築できる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

センサーの装着やデータの解析を簡便に実施できる簡易的歩行分析システムを用いて,地域在住高齢者のうち,転倒群と非転倒群の歩行における運動学的な特性の相違に関する感度,特異度,カットオフ値を明らかにすることにより,今後,広域での転倒リスク・スクリーニングの指標として活用することが期待される。また,これらの指標を活用して,転倒リスクの高い高齢者を早期に発見するとともに,早期に転倒予防のためのトレーニングを開始することで,転倒を未然に予防していくような取り組みを広域に展開していくことが可能になるものと期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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