研究課題/領域番号 |
16K13034
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 就実大学 |
研究代表者 |
飯田 智行 就実大学, 教育学部, 准教授 (70509645)
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研究分担者 |
関 和俊 流通科学大学, 人間社会学部, 准教授 (30552210)
高木 祐介 奈良教育大学, 保健体育講座, 准教授 (70707702)
家光 素行 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90375460)
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研究協力者 |
西村 一樹
宮坂 雄悟
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 熱中症予防 / 観戦者 / スポーツ観戦 / 水分摂取量 / 体重減少量 / 尿中電解質 / スポーツ観戦者 |
研究成果の概要 |
暑熱環境における「スポーツ観戦者」の温熱的ストレス指標に及ぼす影響を検討した。その結果、次のことが明らかになった。①観戦者は熱中症に対する危険意識が低い、②口渇感に頼る水分摂取量では十分ではない、③お茶のみの飲水では体内電解質が不足する、④日常的に曝露されている気象・環境が暑熱環境での応答に影響を及ぼす、⑤女性と比較して男性は水分摂取量が少なく,脱水率が高い。以上のことから、暑熱環境下の観戦は,ほぼ安静状態であっても暑熱ストレスの影響を受け,熱中症発症の可能性が高いことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果の意義は、熱中症予防に関する科学的根拠を「スポーツ観戦者」に着目して示した点にある。さらに、本研究の成果は、スポーツイベントの観戦者に留まらず、体育授業見学者や運動会の観戦者(教育面)、そして2020年の東京五輪観戦者(社会面)に向けての熱中症予防の有益な知見になり、発展的要素も多分に含まれている。
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