研究課題/領域番号 |
16K13051
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
齋藤 義正 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (90360114)
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連携研究者 |
佐藤 俊朗 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (70365245)
金井 弥栄 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (00260315)
山本 直樹 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (40513289)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 老化 / 加齢 / エピゲノム変化 / 腸管上皮幹細胞 / オルガノイド培養 / ステムセルエイジング / 腸管上皮 / 幹細胞 / エピゲノム |
研究成果の概要 |
本研究では、オルガノイド培養技術によりマウス腸管上皮幹細胞を培養・維持し、網羅的な遺伝子発現やエピゲノム変化などを検討することで老化の分子機構の解明を試みた。若いオルガノイドが旺盛な増殖能を示すのに対し、老化したオルガノイドでは増殖能および組織形成能が低下していた。また、幹細胞マーカーでありWntシグナル経路の受容体であるLgr5が老化に伴いヒストンH3リジン27トリメチル化により抑制されていることを示した。以上の結果より、老化したマウスの腸管上皮由来オルガノイドでは、幹細胞の増殖能や組織構築能力が低下しており、これらの一連の変化はエピゲノム変化が重要な役割を果たしていることが示唆された。
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