研究課題/領域番号 |
16K13058
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 名古屋女子大学 |
研究代表者 |
山田 久美子 名古屋女子大学, 健康科学部, 講師 (70737189)
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研究分担者 |
村林 知香 朝日大学, 歯学部, 助教 (50610367)
飯沼 光生 朝日大学, 歯学部, 教授 (70184364)
大津 ゆみ子 修文大学, 健康栄養学部, 助手 (20442204)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 咀嚼運動 / 妊娠期ストレス / 肥満 / ストレス / 脳・神経 / 糖尿病 |
研究成果の概要 |
妊娠期のストレスは、母体や胎児の発達に様々な影響を及ぼすだけでなく、出生後の子の疾病や肥満発症のリスクを高めることも知られている。本研究では、妊娠期のストレスと咀嚼運動が出生後の子の肥満発症にどのような影響を及ぼすのかを解明することを目的とした。出生後のマウスでは、ストレス負荷による脂肪量の増加や肥満関連因子の発現が咀嚼運動によって抑制される傾向がみられた。妊娠中のストレス下での咀嚼運動は、出生後のマウスの肥満発症を抑制する効果を示す可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠期のストレスは母体や胎児に対して様々な影響を与えるだけでなく、出生後の子の疾病発症のリスクを上げることも知られている。本研究によって、妊娠期のストレスによって出生後に子の肥満発症リスクが高まるが、妊娠期の母親の咀嚼運動によって、肥満発症のリスクが減少する可能性があることが示された。「噛む」ことは、食事などを通して日常的に行われる簡単な運動であるが、本研究によって、妊娠期における「噛む」ことの有効性を提言することできる。
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