研究課題/領域番号 |
16K13068
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
秋間 広 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (40292841)
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研究協力者 |
吉子 彰人
安藤 良介
小川 まどか
三田村 信吾
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 腰痛 / 骨格筋 / エコー強度 / 座位姿勢 / 唾液 / 炎症性マーカ / サイトカイン / 超音波断層装置 / 炎症マーカ / 筋エコー強度 / 青年期 / 子ども / 運動不足 / 筋内脂肪 |
研究成果の概要 |
青年期スポーツ競技者における腰痛者の割合と腰痛の詳細を調査し, 座位姿勢や腰部・側腹部の筋厚, 筋エコー強度および炎症マーカを測定した.腰痛群は, 中等度の痛みを有した.慢性的な痛みを訴える者は少なく, 将来的に腰痛を再発するリスクが少ないことが明らかとなった.胸椎角度,腰椎角度においては腰痛群と非腰痛群で有意な差は認められなかった.体幹筋筋厚および筋エコー強度においても両群間で有意な差は認められなかった.以上の結果から, 本研究における腰痛群は罹患期間が12週間以内の非慢性的な腰痛が多く, 姿勢, 筋の量的および質的な変化が生じなかったことが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
青年期スポーツ競技者における腰痛者の割合と腰痛の詳細を調査し, 座位姿勢,腰部・側腹部の筋肉の量と質および炎症の程度を測定した.本研究の腰痛群は, 中等度の痛みを持っていたが,それは慢性的な痛みとは言えず, 将来的に腰痛を再発するリスクも少ないことが示された.座位時の姿勢においては,腰痛群と非腰痛群で違いは認められなかった.体幹筋の量と質においても両群間で違いは認められなかった.以上の結果から, 本研究における腰痛群は非慢性的な腰痛が多く, 姿勢, 筋の量的および質的な変化が生じなかったことが示唆された.
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