研究課題/領域番号 |
16K13072
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
諸隈 誠一 九州大学, 医学研究院, 教授 (50380639)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 胎児行動 / 睡眠 / 発達 / 胎児 |
研究成果の概要 |
発達期の睡眠は神経ネットワーク形成等に重要で有り、疫学調査では、子どもの睡眠障害が成人期のうつ病や統合失調症に繋がる可能性が指摘されている。一方で、うつ病や統合失調症、発達障害はその起源が胎児期に存在することが報告されている。神経発達は、すでに胎児期から始まっているにもかかわらず、胎児期の睡眠形成と子どもの睡眠障害との関連に関する研究はこれまでになかった。本研究では、胎児期の眼球運動活動の変化を捉えることを第一の目的とし、妊娠期間中に有意な変曲点をもって発達していることが明らかとなった。現在、子どもの睡眠障害との関連を解析中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、胎児の睡眠は有意な変曲点をもって発達していることが明らかとなった。このことは、ヒトの睡眠形成を知る上で有用な知見となり、胎児の発達をみる指標の一つとなることが考えられる。今後、胎児期の睡眠形成に影響を及ぼす因子の検討にも有用である。また、現在解析中であるが、子どもの睡眠障害との関連が明らかになれば、子どもの睡眠障害の原因分析にも繋がる。以上のように、本研究は学術的、社会的意義が大きいと考えられる。
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