研究課題/領域番号 |
16K13077
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
喜多 明人 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70147932)
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研究分担者 |
甲斐田 万智子 (穂積万智子) 文京学院大学, 外国語学部, 教授 (00350322)
南雲 勇多 東日本国際大学, 経済経営学部, 特任講師 (00781543)
高石 啓人 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (10772238)
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研究協力者 |
中川 友生
島村 颯太
大塚 咲希
森崎 杏奈
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子ども参加 / 子どもの権利 / 子ども会議 / 子どもの意見表明 / 奈井江町 / 子ども投票 / 子どもの市民性教育 / 学習権の保障 / コミュニティ形成 / 居場所 / フリースペース / 多様な学びの場 / 子どもの学習権 / 市民性 |
研究成果の概要 |
本研究では、学習権の保障としてのフリースペースへの訪問調査や石巻市で実施された国内初となる子ども参加による子ども関連施設の委託事業所選定会議の傍聴、北海道奈井江町の町村合併時の子ども投票の経験者へのインタビューなどを実施した。子ども参加が成長後も地域への関心を高め、投票行動などの市民性を育成すること、子どもの学習権を保障する場を地域社会と連携して築くことが必要であることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもは高度な行政判断が必要な委託事業所の選定や住民投票などを適切に行う能力を持ち、大人は協同して街づくりができること、子ども会議等へ参加し意見が尊重される機会が、将来的に地域や社会に関心を持つなど市民性の育成に寄与することが確認できた。 子どもが街づくりに参加し能力を発揮するために、大人側には子どもを街づくりするパートナーとする意識と意見表明の尊重や発達に応じた説明など子どもの権利の理解が必要である。本研究の成果である子どもの参加に必要なことを今後、人材育成の際に活用できるため社会的意義がある。
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