研究課題/領域番号 |
16K13089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
居原 秀 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60254447)
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連携研究者 |
内田 浩二 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40203533)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | レドックスメタボロミクス / メタボローム解析 / イミダゾールジペプチド / 2-オキソ-イミダゾール / 酸化ストレス / レドックスシグナル / オキソヒスチジン |
研究成果の概要 |
本研究では、ヒスチジン、イミダゾールジぺプチド(IDPs)のレドックス代謝物の探索を行うことを目的とし、LC-ESI-MS/MSを用いて、レッドックス代謝物の検出を試みた。その結果、2-オキソIDPsを世界に先駆けて定量的に同定した。2-オキソIDPsは、酸化ストレスが関連している敗血症性脳炎モデルマウスの脳において、レベルが上昇していた。カルノシン合成酵素を恒常的に過剰発現した神経芽腫細胞SH-SY5Yは、過酸化水素誘発性細胞毒性に対して耐性を示した。反応機構解析より、ラジカル中間体を経て、モノオキシゲネーション反応により、2-オキソIDPsが産生されることが明らかとなった。
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