研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究ではヒストンの化学修飾に関与するリジンデメチラーゼ(KDM)活性を検出する蛍光プローブの開発を目的とした。この蛍光プローブはKDMによって脱メチル化が起こると求核性を有するリジンが生成し、分子内エステル転移反応を引き起こすことで蛍光性を持ったクマリンが生成する。合成した蛍光プローブをKDMと反応させることで蛍光強度の上昇が見られ、世界で初めて一段階操作で検出するプローブの開発に成功した。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件、 招待講演 3件)
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