研究課題
挑戦的萌芽研究
申請研究者は、これまでのCa2+指示遺伝子や化学的なCa2+指示薬を上回る性能を持つGECIであるR-CaMP2の開発に成功した。これは、研究代表者のこれまでのカルシウム・カルモジュリン結合蛋白に関する生化学研究の蓄積に基づくR-CaMP2の合理的設計による画期的成果である。本研究では、既存の2色(緑・赤)を超える多色イメージング法をさらに拡張する合理的なタンパク工学的手法により実現した。多色の細胞活動計測は喫緊の課題であり、独創的GECI設計コンセプトに基づく、新たな生体高速多重Ca2+イメージングシステムを、本研究を通じて世界に先駆けて展開する端緒を築いた。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
J Neurochem.
巻: - 号: 6 ページ: 808-818
10.1111/jnc.14020
Nature Methods
巻: 13 号: 4 ページ: 325-328
10.1038/nmeth.3770