研究課題/領域番号 |
16K13118
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳計測科学
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
安藤 博士 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 主任研究員 (00638794)
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研究協力者 |
鈴木 隆文
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経信号計測 / 体内外無線通信 / UWB / 生体内外無線通信 / 脳活動記録 |
研究成果の概要 |
人体頭部における体内外無線通信を模擬した頭部ファントム測定治具を開発し、人体特性を模擬した液体ファントムと共に利用して、体内外無線通信に利用するUWB無線通信の指向性や干渉性など、体内外アンテナとの伝送特性を評価した。用いるアンテナとして、汎用UWBアンテナと、体外受信側アンテナに受信感度を10dBほど改善するLNAを搭載するなど、専用に開発したUWBアンテナの2種について評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ごく近年では、100チャネル程度のヘッドステージアンプを複数個使い、それらを集約して計測するという、なかば力技の1000チャネル以上の神経信号記録であっても、優れた成果が得られている海外研究グループなどもあり、システムの多チャネル化への要求と共に、必然的に装置の小型化・無線化が次の研究課題である。将来的には1万、10万チャネルの計測が必要になる可能性もあり、その必要性に迫られるよりも前に、本研究にて次世代に向けた新しいエネルギーエフィシエントな体内外無線通信技術を世界に先駆けて開発することに挑戦する。
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