研究課題/領域番号 |
16K13128
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
野口 靖 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (50287869)
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研究分担者 |
椎野 若菜 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (20431968)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 文化人類学 / 映像人類学 / データ可視化 / デジタルアーカイブ / ライフヒストリー / ケニア / ナイロビ / スラム / 文化/社会人類学 / 社会人類学 / 情報システム / ライフストーリー / 国際研究者交流 / 可視化 / 国際研究者交流 ケニア / 地域研究 / メディアアート |
研究成果の概要 |
【地域住民のライフストーリー映像作成】 住宅環境と居住者の幸福度の関係性を観察するため、ナイロビのスラムに住む住民A、埼玉県の秩父に住む住民B、スウェーデンのストックホルムに住む住民Cに対して、日々の暮らしぶりや家族との関係性についてインタビューを行った。この映像はそれぞれ27分程度のドキュメンタリーとしてまとめ、さらに住宅の各部屋を360度パノラマカメラで撮影した。 【メディアアート的アプローチによる展示】 住民A及びBの映像は映像インスタレーション展示を行った。映像はプロジェクター投影し、部屋を撮影した360度パノラマ写真は、タッチモニターを使用して、体験者が操作できるようにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
【地域研究、文化人類学、メディアアートの融合】 地域研究と文化人類学は元来相互関連性が高いが、これらの分野とメディアアートは一見関連性がないように見える。しかし、地域研究や文化人類学の研究成果を専門家だけではなく研究の方法論、技術や視点の異なるアートやデザイン分野、地理学、情報学、建築学などの分野と接続しより豊かなものとするためには、メディアアートの特徴であるインタラクティビティや先進映像技術は有効である。また、メディアアートが単に新技術の紹介だけに終わらずに真に社会的意義を獲得するためにも、地域研究や文化人類学との融合は必須である。
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