研究課題/領域番号 |
16K13130
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 神戸芸術工科大学 |
研究代表者 |
川井 広之 (かわいひろゆき) 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (10341017)
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研究協力者 |
池島 英総
アリアル ボッタ ラジ
原田 さとみ
田辺 聡子
竹崎 水音子
水野 泰平
青柳 信弥
梅谷 周平
穴田 真規
鈴木 規子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | フェアトレード / ブランディング / コーヒー / ネパール / フェアトレードコーヒー / コーヒーブランディング / エシカル / 一村一品運動 / 地域活性 |
研究成果の概要 |
世界のコーヒーベルト(熱帯の生産適地)の北限を外れたネパールで比較的小規模に生産されているフェアトレードコーヒーのブランディングを行った。生産・加工現場の現状把握、3人のロースターによる商品力分析、30種以上のパッケージデザイン調査を経て、以下の3つのデザイン・コンセプトを抽出。 1.ネパール産という希少価値、2.生産・加工・管理体制がもたらす食の安心・安全、3.産地特有の味訴求。 コンセプトごとにネーミング、ロゴデザイン、パッケージデザインを制作。その後、消費者6名にグループインタビュー調査を実施し、制作物の客観的評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フェアトレードは途上国の労働者の生活水準を向上させ、子供の就労問題や教育問題解決の一助となり、有機栽培や無農薬栽培による食の安全・安心および環境保護など、社会的意義の大きい貿易システムである。しかし日本では認知度が低く、企業の取り組みも消極的である。国内で流通するフェアトレード産品の約半数が小規模事業者によるものである。本研究は、そうした小規模事業者のフェアトレード産品の商品力をブランディングの手法で高める研究であり、その社会的意義は大きい。学術的にも、フェアトレードに対するデザイン分野からのアプローチは新しい試みであった。
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