研究課題/領域番号 |
16K13144
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
高澤 由美 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (20509054)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | MICEツーリズム / サステイナビリティ / 地域活性化 / 環境負荷低減 / 地域資源活用 / MICE / 地方都市 / 持続可能性 / オーストリア / コンベンションビューロー / 価値創成 / 波及効果 |
研究成果の概要 |
本研究を通して縮小社会における地域版MICEでは①食や景観、環境や立地など地域資源をMICEリソースとして多様な場面で活用し波及効果を高めること、②地域の優位性を明確にして地域、主催者、そして参加者がその価値を共有し身の丈にあった特長あるMICEイベントを誘致・開催すること、が重要であることが導き出された。オーストリアや山形の事例からはMICE会場として施設や設備などハードの整備に注力することではなく、ソフトを含めて地域での滞在をトータルでマネジメントすることが地域の価値向上につながることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MICEに関する研究は国際的な都市間競争に関する支援や誘致に対するノウハウは蓄積されているものの地方中小都市レベルでのモデルは示されることが少ない。本研究が示した事例とその分析結果は縮小社会を見据えた地域版MICEの形成に資する学術的な意義がある。そして本研究で導き出された示唆は、多様な地域に発展的に応用可能なエッセンスであり、持続可能な地域づくりに貢献することが期待できる。
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