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絵絹の絹目と絵画の時代様式

研究課題

研究課題/領域番号 16K13168
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 美術史
研究機関東北大学

研究代表者

泉 武夫  東北大学, 文学研究科, 名誉教授 (40168274)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード美術史 / 仏教絵画 / 素材論 / 絵絹 / 仏画 / 日本絵画史 / 絹目 / 様式
研究成果の概要

古代・中世仏画の基底材をなす絵絹については、時間軸による変化がある。その具体的な変化の様相について調査研究を進め、絵画様式の変化とどのように対応するかについて、研究の視点を整理することを目指した。その結果、絵絹の絹目は大きな時間の流れの中で、次第に密から疎に傾く状況を確認することができた。様式史的特色と合わせて考察すれば、作品の制作年代判断にも有効であると結論づけることができる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究のテーマはまだこれまで試みられたことがない絵画の基底材の通史的研究である。美術作品の特質は、表現の特色が上層をなし、素材の特色が下層をなしている。その素材の根幹ともいえる絹地の時代的変化の概要が明らかにできれば、作品の位置付けがさらに深められる。美術史の研究のはばを広げる意味でも、今後その意義が認識されるであろう。また文化的遺産への素材論への取り組みを鼓舞することになると考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 中世尺八の肖像-朗庵像をめぐって-2018

    • 著者名/発表者名
      泉武夫
    • 雑誌名

      美術史学

      巻: 39 ページ: 1-31

    • NAID

      40021641876

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 中尊寺の仏画と経典2018

    • 著者名/発表者名
      泉武夫
    • 雑誌名

      中尊寺と平泉をめぐる

      巻: - ページ: 80-89

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 隋・唐以降の東アジア兜率天の弥勒信仰と美術について2018

    • 著者名/発表者名
      泉武夫
    • 学会等名
      中央アジア科研全体研究会- 中央アジアの弥勒信仰と美術 その2
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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