研究課題/領域番号 |
16K13178
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
三橋 一弘 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (50750783)
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研究分担者 |
並木 秀俊 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (00535461)
平 諭一郎 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (10582819)
麻生 弥希 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (90401504)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 文化財保存 / カラーマネジメント / 三次元 / 色彩 / 再現性 |
研究成果の概要 |
芸術作品のデジタル上での色再現性を高めるために、芸術表現の視点から人間の知覚に沿った三次元的なカラーマネジメントの研究を行った。 芸術家の審美眼による微妙な色の判別を加えた色彩調査に、デジタル入力、デジタル出力の結果を加えた検証を通じて、人間が知覚する色彩の再現可能性を示した。 また、より人間の知覚に沿った色彩や質感を伴う複製文化財がもたらす社会的役割について、国際学会で発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後のデジタル技術の発展に伴い、文化財のデジタル上での記録機会や、芸術作品のデジタル上での表現機会はより一層増加すると見込まれる。そのような状況下、人間が肉眼で認識できる色の範囲と、デジタル機器が認識・表現できる色の範囲のギャップを狭めることにより、オリジナルの文化財や芸術作品がもたらす感動をデジタル上でも再現できる可能性を示した。
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