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発酵音響による芸術表現の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 16K13184
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 芸術一般
研究機関九州大学

研究代表者

藤枝 守  九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (80346858)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード発酵 / サウンド・インスタレーション / 生体音響 / サウンド・アート / バイオ・アート / 発酵(醗酵)音響 / 水中マイク / サウンドインスタレーション / 焼酎
研究成果の概要

発酵の音響に着目した本研究では、焼酎や泡盛によるさまざまな発酵音響を収録し、アーカイブ化することを目的として、CD付きの記録集を出版した。また、発酵音響による芸術表現を試行するために、「発酵を読む」という展覧会実施し、二人のアーティストによる映像や空間とともに《甕の音なひ》というサウンド・インスタレーションを制作した。このインスタレーションでは、ギャラリーの中央に甕を据えて、その甕のなかに仕込まれた「どぶろく」の発酵の状態を水中マイクによって増幅して、ギャラリー全体に響かせる試みとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

発酵という生命の根源的な活動を「音響」という視点から捉える実践は、ほとんど先例がない。発酵音響を収録することによって、発酵学や生命科学などの研究領域のあらたな視点を提供することができる。また、発酵音響がもつリアリティは、芸術的な表現のもつ豊かな体験に導くことができ、発酵へ関心を呼び起こす可能性もある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2016

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 発酵音響による現代神楽「甕の音なひ」~Sounds to Summon the Japanese Gods2016

    • 著者名/発表者名
      藤枝守
    • 学会等名
      Japan Society
    • 発表場所
      Japan Society, New York
    • 年月日
      2016-11-18
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく2018

    • 著者名/発表者名
      九州大学ソーシャルアートラボ
    • 総ページ数
      236
    • 出版者
      水曜社
    • ISBN
      9784880654461
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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