研究課題/領域番号 |
16K13192
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
小谷 瑛輔 富山大学, 人文学部, 准教授 (10753618)
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研究協力者 |
田中 祐介
中野 綾子
若島 正
木村 政樹
矢口 貢大
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 将棋 / 文学 / メディア / 新聞 / 雑誌 / 近代 / 小説 / 文壇 / 歴史 / 文化史 / 日本近代文学 / 遊戯 |
研究成果の概要 |
近代において、将棋と文学は密接に関わりあいながら展開してきた。本研究では、その様相を具体的に解き明かし、データベースや論集にまとめた。 一つ目は、小説という近代的な新しい概念が将棋の比喩によって誕生し、その後も文学の概念に影響を与えてきたこと。二つ目は、新聞・雑誌メディアの発展において将棋と文学がともに重要なコンテンツであったということ。三つ目は、文壇の人的ネットワークにおいて将棋が大きな役割を果たしてきたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
将棋と文学やメディアとの関係について、総目次や出来事などの基礎情報を索引や一覧にまとめた各種データベースを集めた「将棋と文学研究のための基本データ」であり、ホームページ上に公開した。これは今後このテーマで研究に取り組む全ての人にとって基礎的なデータとなるだろう。 研究成果はシンポジウムおよび論集でも公開し、各種メディアで報道されるなど、日本文学を考える上で将棋という視座の重要性を認知させるものとなった。論集は、その後の関連研究の出発点となるものとしてリポジトリに公開した。
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