研究課題/領域番号 |
16K13198
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
荒木 浩 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (60193075)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 古典教育・研究の国際的戦略 / 古典研究の現代性 / 自照性 / 対外観 / 大衆文化の歴史的研究 / 夢文化 / 死生観 / 源氏物語 / 身と心 / 徒然草 / 人文学の日越協力 / 国際コンソーシアム / 文学と世界遺産 / 世界の古典学 / ジャポニスム2018 / トロンコワコレクション / 古写本文化 / borders / 古典文学と教育 / 投企する古典性 / 夢文化の国際比較 / 死生観と自照性 / 日本古典文学 / 大衆文化研究 / 古典と教育 / 大衆文化 / 国際的日本研究 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本古典文学に関する、海外での教育実践、国際発表、シンポジウムの企画などを通じて、日本文学研究の国際的展開に新しいスキームを拓く試みを行った。 その過程で、対外観の中で展開した日本文学史の再構築や、自照性の表現をめぐる通時的・比較文化史的考察を進めた。その上で、現代文化や国際社会の中で、日本古典文学研究がどのような役割を担い、いかなる研究提案を行いうるか、ということについて、その学術的根拠を問いつつ、研究成果の発表と公刊を果たした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本古典文学研究の国際的展開に新しいスキームを拓く試みを行い、現代国際文化の中で、古典研究がいかなる研究や思考提案を行いうるか、ということを問い、研究成果の発表を行った。とりわけ学術的には、夢や視覚文化と古典文学をめぐる国際的比較研究をおこなった論文がフランスの学術誌(仏語訳)と中国の学術誌(中国語訳)で公刊され、また対外観と日本古典文学に関する論文が中国の学術誌の40周年記念号に掲載されたこと(中国語)を特記したい。社会的意義としては、京都新聞の連載や読書フォーラムなどをはじめとして、一般の読者や聴衆に対しても、積極的に研究成果を公表した点を挙げておきたい。
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