研究課題/領域番号 |
16K13218
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
名嶋 義直 琉球大学, グローバル教育支援機構, 教授 (60359552)
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研究分担者 |
庵 功雄 一橋大学, 森有礼高等教育国際流動化機構, 教授 (70283702)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 新聞見出し / 二重の誘導性 / 批判的談話研究 / 批判的リテラシー育成 / 研究書 / ワークショップ / 口頭発表 / 論文集論文 / 量的研究 / 質的研究 / 見出しの分析 / 政治的記事 / 新聞社の意図 / 誘導 / 質的分析 / 量的分析 / 新聞記事 / 談話研究 / メディアの言説 / 誘導性 / コーパス言語学 / 批判的談話分析 |
研究成果の概要 |
分担者の担当する量的研究では,新聞の記事の見出しをデータとし,2015年の朝日新聞には,意図的に「(日本)政治」の話題を避けようとする隠された意図が見られることを明らかにした。代表者が担当する質的研究においては,複数の新聞記事本体を通時的・共時的観点から分析して国内外の学会・研究大会・大学主催シンポジウム等において発表したり講演したりし,研究論文も発表した。言語教育授業への応用や批判的リテラシー教育や市民性教育の重要性などについても発表や講演を行った。それらの研究成果は代表者の単著として刊行された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新聞記事の見出しや本文をデータとしするだけではなく,新聞社が読者を記事の閲覧に誘導するために幾つかの記事を取り上げて配信している「アラート」を分析対象とし,そこにおける記事の選択に意図的な偏向がありそれが読者を特定の記事から遠ざけていることを量的研究によって明らかにした。またその量的研究を受けて,新聞記事本文を分析して幾つかの誘導の実態を明らかにした。それらの研究成果を言語教育授業への応用や批判的リテラシー教育や市民性教育の重要性などのテーマに発展させ,発表や講演,ワークショップなどを行った。これらは本研究成果の社会的意義として認められる。
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