研究課題/領域番号 |
16K13231
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | ノートルダム清心女子大学 |
研究代表者 |
尾崎 喜光 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 教授 (10204190)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 授受表現 / アーカイブ / テレビ番組 / 言語変化 / イントネーション / 小説 |
研究成果の概要 |
本研究は、授受表現の新用法と新形態の普及について、過去に放送されたテレビ番組を言語資源と位置付けて活用し、過去数十年間の変化を明らかにすることを目的とする。また、小説の会話部分にも着目し、時代による変化や同一作家における変化を明らかにすることも目的とする。 注目した授受表現は、①「~してもらえる?」に対する「~してもらっていい?」のような表現、②相手に順路等を教える際「~たら近くにあります」でよいところを「~てもらったら近くにあります」とするような表現、③従来下降音調が使われていた文末の「~てください」を上昇音調にする表現などである。研究期間はデータの収集・蓄積に専念した。分析は今後行なう。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語はさまざまな面に変化が認められるが、本研究で着目した、他者に働きかける表現に含まれることの多い受恵表現についても、その用法や表現に現在変化が見られる。それがいつ頃から普及したのかを明らかにすることは、日本語の変化の一端を明らかにするという点で学術的意義がある。また、新しい用法や表現は人々から違和感を持たれることが多いが、発生の原因が理解されればその受容にもつながり、ここに社会的意義がある。
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