研究課題/領域番号 |
16K13236
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
寅丸 真澄 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授(任期付) (60759314)
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研究分担者 |
作田 奈苗 聖学院大学, 人文学部, 非常勤講師 (80648014)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 短期ビジネス日本語プログラム / Project-Based Learning / キャリア支援 / 真の(authentic)体験 / 短期的意義と長期的意義 / 留学生 / ビジネス日本語 / キャリア教育 / 量的・質的調査分析 / 短期日本語プログラム / PBL / インタビュー調査 / ビジネス教科書・教材調査 / 実践研究 / 日本語教育 / 短期プログラム / Project Based Lerning |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、PBL(Project-Based Learning)による短期ビジネス日本語プログラムとその教材を開発することである。本研究では、この目的を達成するため、3年間の研究期間において、(1)短期ビジネス日本語プログラムの現状調査とニーズ調査、(2)PBLによる短期ビジネス日本語プログラムの開発と実践、および長期的な実践研究を行った。その結果、プログラムの需要や効果が高いことが示唆された。さらに、本プログラムは、学習者の日本語学習、および日本文化に対する理解力や適応力を促進するとともに、キャリア形成にも寄与しうることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短期ビジネス日本語プログラムにおけるPBLの活用やその調査研究は、未だ十分になされていないと言える。学習者がビジネス日本語能力を伸ばすと同時に、日系企業やそれらの関連企業で働くことに意義と魅力を感じ、日本という異文化に対する不安を払拭するには、長期プログラムに加え、短期プログラムの開発にも着目する必要がある。本研究において言及したPBLを用いた短期ビジネス日本語プログラムでは、学習者のビジネス日本語能力を向上させるとともに、日本の企業や企業環境に対する理解を促し、日系企業やそれらの関連企業において活躍するグローバル人材やブリッジ人材を育成するための支援の一助になると考える。
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