研究課題/領域番号 |
16K13241
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
本田 弘之 北陸先端科学技術大学院大学, グローバルコミュニケーションセンター, 教授 (70286433)
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研究分担者 |
林 良子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (20347785)
森 篤嗣 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30407209)
李 暁燕 九州大学, 共創学部, 准教授 (70726322)
義永 美央子 大阪大学, 国際教育交流センター, 教授 (80324838)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 定住外国人 / 外国人児童生徒 / 学校配布プリント / 地域日本語教育 / 小学校 / 外国人児童 / 外国人の保護者 / 学校文化 / 生活者としての外国人 / 日本の学校文化 / 多文化共生 / 日本語支援ボランティア / 生活する外国人 / 学校プリント / ボランティア日本語支援 |
研究成果の概要 |
日本の小中学校では、保護者あてに各種のプリントが配布される。それが学校と保護者の重要なコミュニケーション手段となっている。しかし、外国人の保護者には、これらのプリントを読むことができないことがある。日本語の読解力に問題がある場合もあれば、日本の学校文化を理解していないために読むことができても、内容が理解できない場合も多い。 本研究では、各地の小中学校で配布されるプリントを収集し、コーパスを作成した。そして、そのコーパスを分析し、学校配布プリントの日本語表現の特徴を分析した。さらに、その分析および文例にもとづいた教材を作成する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、日本の公立小中学校に通う外国人の児童生徒が増加している。すでに、各自治体で日本語がわからない児童生徒のために日本語クラスが設置されるなど、児童生徒を対象とした対応策がとられはじめている。 しかし、その児童生徒の保護者の多くが、こどもが学校から持ち帰る連絡プリントを読解することができず、困難を感じている。そこで、まず実際に学校で配布されているプリントを収集して、コーパスを作成し、それを分析して学校配布プリントの内容を明らかにすることが必要である。 さらに、外国人の保護者の多くが学ぶ地域の日本語支援教室で教材として使用するための教材を作成することには、大きな社会的意義がある。
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