研究課題/領域番号 |
16K13245
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
歌代 崇史 北海学園大学, 経済学部, 教授 (40580220)
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研究協力者 |
八木 豊 (森 良太 / 須藤 むつ子) 株式会社picolab
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 日本語教員養成 / ティーチャートーク / 教室内言語調整 / 自然言語処理 / 教師教育 / やさしい日本語 / e-learning / 日本語教育 / システム開発 / 教員養成 / 言語調整 / 身体動作 / webシステム |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語教員を目指す学生および教授経験の乏しい新人の日本語教員が、様々なレベル・進度のクラスを疑似体験できる日本語教員養成システムを目指し、特に言語と言語以外の要素を関連させて教室内言語調整の学習が可能なwebシステムを開発した。webシステムには日本語学習者の能力に応じた教室内言語調整の練習および評価だけではなく、実習生が教授環境をより現実的に感じられるバーチャルな教室の表示機能が含まれる。また、システム開発の一部として、言語と言語以外の要素を考慮して教室内言語調整の評価ができる計算式を導出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、国内において外国人材の増加が予想されているが、外国人材と国民とのコミュニケーションは、今後の日本社会を考える上で重要な事項である。外国人材の日本語に関しては当然日本語教育者が最前線で指導を行うため、教育者の質の向上および効率的な養成は、社会状況を踏まえると喫緊の課題である。教授経験のない実習生に、言語以外の要素も考慮した総合的教室シミュレーション体験を可能にしすることが本研究課題の特色である。これにより、実習授業の学習効果を大きく高め、より実践に役立つ人材を数多く養成することが可能となる。また、新人の日本語教員にも有益性が考えられることから、さらに広く日本語教育界に貢献するものとなる。
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