研究課題/領域番号 |
16K13258
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
長瀬 慶來 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (80123701)
|
研究分担者 |
長瀬 恵美 就実大学, 人文科学部, 教授 (00228016)
|
研究協力者 |
Woo Wing-Li Hong Kong Polytechnic University, Dr
Vassallo Odette University of Malta, Dr
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 第二言語習得 / 早期英語教育 / 音声学音韻論 / 母音空間 / フォルマント / 音声学・音韻論 / 外国語教育 / 形態論・文法 |
研究成果の概要 |
本研究は、特区として小学校1年次より英語教育を「教科」として導入しているX市Y小学校入学児童のグループを対象とし、母語(L1)の母音体系を出発点として英語(L2)の母音体系を習得していく過程について、入学時点(T0)から3年間にわたる母音習得の通時的変化を、母音のフォルマント周波数を母音空間にプロットすることにより音響音声学的に評価したものである。 音響分析の結果、T0では、母語の母音体系をそのまま用いた状態であったものが、T1では、緩やかにL2の母音体系へと分化を開始し、T2では、L2の母音空間へと収斂し始め、3年後のT3では、対象母音全てが、L2の母音空間へと収斂していることが検証された。
|