研究課題/領域番号 |
16K13262
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
児玉 一宏 京都教育大学, 教育学部, 教授 (40340450)
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研究分担者 |
小山 哲春 京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 教授 (60367977)
山梨 正明 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (80107086)
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研究協力者 |
多田 保行
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 言語意識の高揚 / 文法意識 / 与格交替 / 構文 / 小学校英語 / 構文理論 / 言語習得研究 / 英文法の指導 / 初等・中等英語科教育 / 構文文法 / 項構造の交替 / 認知言語学 / 文法意識の高揚 / 英語教育 / 学習英文法 / 言語学 / 教育学 / 英語 |
研究成果の概要 |
本研究では、近年の認知言語学研究の発展を背景に、英語の文法指導に活用する可能性が見込まれる有益な言語研究について分析を行った。言語運用能力の習得には、学習者に相乗効果を生むような方略を見出すことが重要であるが、同時に学習者にも一定の動機付けが不可欠である。言語意識の高揚、特に文法意識の高揚という捉え方の重要性に注目し、構文文法という認知言語学の言語理論がどのように寄与するかについて研究し「構文」という概念の有用性を検証した。また、小学校での英語の教科化が決まったことを踏まえ、初等レベルでの英文法の指導にどのように活用していくかという問題についても考究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、言語意識の高揚を図る英語の文法指導に関する研究であり、その意義は、中等英語科教育のみならず、社会的関心の高い小学校英語も視野に入れた研究を行った点にある。言語研究をテーマとする国際会議への出席などを通して、研究分担者ともども認知言語学や語用論の近年の研究成果に検討を加え、場面や状況というコンテクストとの関わりの中で文法指導を進めることの重要性を明らかにした点に学術的意義が認められる。また、現職教員との交流(免許講習などの実践も含む)を通して、特に小学校英語に寄与する文法指導のあり方に注力し。その成果の一部は、『小学校英語内容論入門』等の出版物において発表した。
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