研究課題/領域番号 |
16K13269
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
久井田 直之 日本大学, 経済学部, 講師 (00724973)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 英語教科書語彙 / 経済学語彙 / 既習語彙 / 既習語彙指数 / 英語経済学語彙 / 英語語彙 / 高校英語教科書語彙 / 経済学英語語彙 / 英語で経済学 / 経済学語彙表 / 経済学英語 / 英語 / 外国語教育 / 教科書語彙 |
研究成果の概要 |
本研究は、教科書の採択率を基に算出した独自の既習語彙指数を示した英語教科書語彙表と、授業で利用する英語経済学教科書の語彙表を作成し、2つの語彙表を比較照合することで、大学生のなじみのない語彙や未習語彙を抽出しつつ、経済学を英語で学ぶ上で必要とされる語彙を示した新しい語彙表を作成した。語彙表の作成の工程や既習語彙指数(例、90%の学生が高校英語教科書で使用された語彙であることを示す指数90)を示したことで、日本人の学習者にとって語彙負担の少ない英語経済学教科書の選出を可能にし、英語教科書語彙を利用した新しい英語による経済学教育の可能性を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって英語教科書語彙の有効活用の手法が示され、教科書語彙の再評価、英語が専門でない教員による独自の既習語彙指数を用いた語彙指導、そして英語学習者による語彙表を用いた語彙学習が可能になった。また本研究が、専門科目の枠組みを超えた英語で書かれた専門科目の教材の共同研究や英語による専門科目の教育方法の研究へと発展した(2019年度基盤研究C)。英語による専門科目の授業数の増加が将来的に見込まれる中で、日本人に合った教材の作成、教材の選定、そして英語教育と経済学教育の融合の基盤となる研究になったと思われる点で、学術的意義や社会的意義を有している。
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