研究課題/領域番号 |
16K13271
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 川村学園女子大学 (2019) 早稲田大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
松本 修 川村学園女子大学, 文学部, 講師 (70757286)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 英語教育 / e-learning / 辞書指導 / ダイナミック・アセスメント / 訂正フィードバック / 発達の最近接領域 / 外国語教育 / 辞書使用 / 電子教材 / 社会文化理論 / ダイナミックアセスメント / 外国語学習 / 発達の最近接領域(ZPD) / CALL / 辞書使用能力 / 英和辞書 / 第二言語習得 / 発達の最近接領域(ZPD) / 英文読解力 |
研究成果の概要 |
本研究では日本人英語学習者のために英和辞書の使用能力育成のためのオンライン型電子教材(名称:C-DADA)を開発した。教材開発と実験の理論的・方法論的枠組みには、ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」理論を基とするダイナミック・アセスメントを応用した。 C-DADAの開発後、学習効果を確認するための実験を行った。その結果、学習者はC-DADAで学習することにより英和辞書の使用能力を向上させた。また、学習者の実際の辞書使用能力とC-DADAによって学習支援を受けることによって発揮される潜在的な辞書使用能力の差を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ダイナミック・アセスメントを理論的・方法論的枠組みとした電子教材を開発し、その効果を検証した。外国語教育学において、コンピュータによるダイナミック・アセスメントの研究はまだ萌芽期であり、本研究の果たす学術的意義は非常に高い。また、本教材が英語の授業に導入されることにより、これまで不十分とされてきた辞書指導を補完することが可能となる。そのため本研究は社会的にも意義が高いと言える。
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