研究課題/領域番号 |
16K13284
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐川 英治 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (00343286)
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研究分担者 |
河上 麻由子 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (50647873)
小尾 孝夫 大東文化大学, 文学部, 講師 (90526675)
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研究協力者 |
河内 春人
戸川 貴行
金 秉駿
趙 晟佑
魏 斌
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中国古代史 / 都城 / 東アジア史 / 古代末期 / 中国史 / 古代史 / 東アジア / 7世紀 / 中国 |
研究成果の概要 |
中国では589年に隋が陳を滅ぼして中国を統一し、隋唐が中国の正統王朝としての地位を確立する。しかし、日本では7世紀にはまだ朝鮮諸国を介して南北朝にもさかのぼる重層的な大陸文化を摂取しており、大宝元年(701)の大宝律令を境としてようやく体系的な唐の制度を取り入れ始めたということが、近年の日本史の研究者のなかで言われるようになっている。そのような事実の一つとして、『周礼』型といわれる藤原京から唐長安城型といわれる平城京への都城プランの変化がある。本研究はこうした東アジアの文化的多様性の淵源が3世紀以降の東アジア世界における文化的中心の拡散と多元化にあることを明らかにした。
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