研究課題/領域番号 |
16K13285
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中山 大将 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 助教 (00582834)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サハリン / 樺太 / 境界地域 / データベース / 移民 / 台湾 / マイノリティ / 残留 / 日本帝国 / 新聞 / 近現代史 / メディア / 東アジア / 境界研究 / 境界地域史 / 地域情報学 |
研究成果の概要 |
研究者が個々人で作成し所蔵している研究用の資料目録などの活用と共有・公開を進めるために「境界地域史研究資料統合活用計画」を立ち上げ、京都大学地域研究統合情報センター(現・東南アジア地域研究研究所)開発の「Myデータベース」システムを利用し、「サハリン/樺太史研究DB」として複数のデータベースの作成と公開を行なった。 また公開はしていないものの、サハリン残留日本人関連資料の整理も行ない、その成果は『サハリン残留日本人と戦後日本』(国際書院、2019年)として出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「境界地域史研究資料統合活用計画」では現在「サハリン/樺太史研究DB」のみが公開されているが、同様の方法で他地域のDBについても作成・公開していく予定である。本科研は研究者個々人の作成した資料目録などの収集・整理・公開・共有の仕組み作りに成功した。また「樺太地理情報DB」や「サハリン/樺太史研究DB」も今後多言語対応を行なっていく予定であり、研究の基礎情報・資料・成果の国際的共有と活用が期待される。また、『サハリン残留日本人と戦後日本』(国際書院、2019年)はサハリン残留日本人を総体的研究しただけではなく、数量的に検討し、かつ「境界地域史」概念を理論的検証を行なった研究として意義がある。
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