研究課題/領域番号 |
16K13342
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
土屋 礼子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00275504)
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研究分担者 |
小林 聡明 日本大学, 法学部, 准教授 (00514499)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ラジオ / 宣伝 / OWI / 戦時情報局 / 海外放送 / 朝鮮語 / 中国語 / 日本語 / 戦時情報局(OWI) / 心理戦 / 思想戦 / メディア / 米軍 / 英語 |
研究成果の概要 |
第一に、プロパガンダ・ラジオ放送を行ったOWIのアジア太平洋地域における組織体制を明らかにした。第二に、OWIがアジア太平洋地域では日本語、中国語放送を重視した一方で、朝鮮語放送は1944年まで一段低い位置にあったこと、また、朝鮮語放送の番組内容、放送方針、スタッフの構成の実態を解明した。第三に、OWI中国語及び日本語放送ではAPなどの通信社配信のニュースが用いられたこと、北京語並びに広東語なども含まれ多言語構成であったことを明らかにした。第四に、OWI英語放送の殆どが論評であり、「中国の勝利」シリーズなど在米中国人向けの番組と、1945年の戦後の連合国軍の番組が含まれることを明らかにした。
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