研究課題/領域番号 |
16K13374
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
佐藤 清隆 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (30311319)
|
研究協力者 |
HOANG Huong Le Thu Foreign Trade University, Faculty of Japanese Language, Lecturer
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 為替レートのパススルー / 産業連関分析 / 国際価値連鎖 / 貿易建値通貨 / 為替レート / パススルー / 産業連関表 / 生産連鎖 |
研究成果の概要 |
本研究は産業連関表を用いて日本の輸入における為替レートのパススルーを分析した実証研究である。産業連関表を国内生産者物価へのパススルー率の推定値は、既存の研究の推定結果よりも有意に大きくなる。このパススルー率の決定要因をパネル推定によって分析した結果、海外から中間財輸入比率と海外への輸出比率の両方が高い製造業部門ほど、輸入のパススルー率が有意に高くなることが明らかになった。日本国内の企業が国際的な生産分業に組み込まれると、日本の輸入のパススルー率が高くなることが示唆される。
|