研究課題/領域番号 |
16K13379
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
谷 祐児 旭川医科大学, 大学病院, 准教授 (70768689)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 医療経営 / 中小規模民間病院 / 経営戦略 / 外部環境 / 内部環境 / 病院経営 / 中小規模病院 / 外部適応力 / 経営モデル / 病院経営戦略 / 経営管理 |
研究成果の概要 |
本研究は,中小規模民間病院が質の高い医療を提供するための安定した経営基盤を獲得するためにアンケート調査やインタビュー調査を通してこれから推進すべき経営モデルの構築を目指すものである.調査結果の分析より,中小規模民間病院では未だ重要視されていない経営戦略立案及び評価の重要性とともに,外部環境の分析及び評価の重要性と外部環境の変化に対する対応の迅速さの重要性が認められた.これらは,一般企業には当然のことと認識されてはいるが,中小規模民間病院においては組織として成熟している病院が少なく,改めて基本的なことを行う必要性が重要であった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では組織や戦略,会計といった複合的な観点での研究を行う事により,たんに研究としてだけではなく,現実の病院経営にフィードバックできるようなより実践的な結果を提示することにより,理論的および実践的双方のインプリケーションを示すことが可能である.また,今後の地域医療の安定を考えたうえでも,非常に重要なポイントである.このために,理論構築だけではなく実際の医療経営の現場に於いて行われている外部連携や,医療情報システムなどをはじめとした内部システムを活用することが不可欠である.
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