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次世代3次元建築情報プラットフォーム(BIM)とプロジェクトマネジメントの研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K13386
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 経営学
研究機関山口大学

研究代表者

泉 秀明  山口大学, 大学院技術経営研究科, 教授 (10595698)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードBIM / 取引コスト理論 / 建築プロジェクトのマネジメントシステム / 限定合理性と機会主義 / 設計施工方式 / コンストラクション・マネジメントシステム / 比較制度分析 / Robotics / コンストラクションマネジメント方式 / 施工管理ロボット / 建築プロジェクトマネジメントの多様化 / プロジェクトマネジメントシステム / 設計施工分離方式 / 建築プロジェクトマネジメント方式 / 限定合理性 / 機会主義 / 情報の非対称性 / 3次元設計とデジタル情報 / 組織間の信頼 / 情報プラットフォーム / 建築プロジェクトマネジメント / 取引コスト
研究成果の概要

建築プロジェクトのマネジメントシステムには、3つの基本的システムが存在する。その理由を、新制度派経済学の代表的理論である取引コスト理論を適用することによって明らかにした。日米共、プロジェクトマネジメントシステムは、オーナーとコントラクター間に存在する取引コストを削減するように選択される。建設業に発生している技術的イノベーションであるBIMやロボティクス技術は、生産コストを削減する目的で導入されているが、うまく機能するためには、オーナーを取り巻くステークホルダー間の取引コスト削減の観点で考慮しなくてはならず、そのためには、建築プロジェクトのマネジメントシステムを多様化する必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、新制度派経済学の取引コスト理論と比較制度分析を適用して、建築プロジェクトのマネジメントシステムの基本がなぜ3つであり、プロジェクトマネジメントシステムを中心にして、日米の建築生産制度になぜ違いがあるのかを明らかにした。①自分自身の経験をオートエスノグラフィーとオーラルヒストリー法を用いて事例研究とし、実務家による研究の模範例を示した。②経営学において建設業を対象とした研究(建設経営学)を発展させる契機を明示した。③取引コスト理論と信頼が果たす役割、比較制度分析に基づいた競争戦略、日米のビジネス制度のそれぞれの合理性等の観点でのビジネスへのインプリケーションを明示した。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 その他

すべて 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [図書] 米国の合理と日本の合理2019

    • 著者名/発表者名
      泉 秀明
    • 総ページ数
      328
    • 出版者
      白桃書房
    • ISBN
      9784561267225
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [備考] 白桃書房

    • URL

      http://www.hakutou.co.jp/book/b439731.html

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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