| 研究課題/領域番号 |
16K13400
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| 研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
会計学
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| 研究機関 | 長崎大学 |
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研究代表者 |
林川 美由樹 (林川万理水) 長崎大学, 経済学部, 准教授 (30452858)
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| 研究協力者 |
クドウ フランクリン K
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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| キーワード | ヘルスマネジメント / ビジネス環境 / 実験心理学 / 芸術療法 / ヘルスデザイン学 / ストレスケア / 認知行動療法 / ヘルスケア教育 / ビジネスストレス / 企業情報開示 / 投資意思決定 / 開示デザイン / テクノロジーストレス / ビジネス環境デザイン / 財務情報開示 / 意思決定 / EDINET / 療法環境デザイン / 納得 / 開示主導権 / 理性と感情 / 実験会計学 / 行動学 / 心理学 / 社会学 / 認知科学 |
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| 研究成果の概要 |
企業情報の法定開示について、投資家への有用性（投資家側の納得感情形成）を調査するため、情報入手主導権に着目した行動実験とインタビューを行った結果、影響を及ぼすのは、「意識的頭脳による判断の基準となる情報内容」よりもむしろ「無意識による判断を左右する物理的要因」であることが判明した。
現場において、意思決定・判断を左右する心身状態に直接的に影響を及ぼす観察可能な要因としてビジネスストレスを定義し、それらの上下動をアミラーゼ活性値測定により観察する実験を数種類蓄積した。最終的にはストレスケアに焦点を当て、一定の療法効果を確認できるビジネス環境整備により作業効率上昇を目指す研究開発へと発展させた。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際統一基準の影響で意思決定・判断に有用な情報提供の充実が重視され、開示情報量が拡大し実務が複雑化している現状がある。開示の有用性検証が困難である状況下、法定開示はIFRSの目的に適合する手段であるとの信条のもと実施されている。本研究では、質問票行動実験やインタビューにより情報利用者の行動と情動へアクセスし、意思決定・判断に直接的に影響を及ぼすのは、「意識的頭脳の判断基準となる情報内容」よりもむしろ「無意識的に判断を左右する物理的要因」であることを明確にした。情報と人の反応を認知科学的にとらえ、ストレス測定を含む実験から物理的療法環境デザインの重要性を指摘した点に学術開拓の意義がある。
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